現地レポート

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インドダービー観戦記

桝谷 長男
桝谷 長男
2017/3/31

2017年2月5日日曜日、競馬の祭典インドダービーが行われました。今年は第75回目の節目の記念大会でした。ちなみにムンバイ競馬場への行き方は、タクシーでThe Mahalaxmi Race Courseと伝えて、来るのが一番手っ取り早いと思います。というか別の方法を知りません(汗)。

インドにはここムンバイのほかにバンガロール、ハイデラバード、コルカタ、マイソール、プネ、デリーの7都市に競馬場があります。日本とは異なり、それほど盛んとは言えませんが、もともとインド人はギャンブル好きな気質ですので、馬券売り場は異様な熱気です。

馬券は単勝、複勝、馬連などのほかに日本にはない、2着馬を予想するSecond Horse Pool、日本でいうところのWin5であるJackpot、さらに日本にはありませんが、Win6のような6レースの勝ち馬を当てる馬券があります。

インドの競馬では、イギリスの統治下であった影響からダートコースはありません。芝コースのみで行われています。

1周2400メートルで、直線は500メートルあります。クラシックレースの全てがムンバイで行われており、2月第一日曜日が最高峰のレースであるインドダービーが開催されます。

インドダービー当日はお祭り騒ぎで、インドのセレブから一般のギャンブル好きのおっちゃんまで幅広く訪れます。

スタンドは日本と比べて小さい気がします。

インドでは馬と観客の距離が近く間近で見ることが可能です。パドックからレースに向かう途中の馬道です。

さあ、いよいよレースです。冒頭にも申し上げましたがインド人のギャンブル好きは半端ではなく、直線での叫び具合はもはや騒音です!

インドでは一日8レースが行わなれ、1レースが13時半から開始が一般的です。メインレースは7レース目に組まれています。
そしていよいよダービーです。前半ではまだガラガラでしたが、レース直前は大混雑!

インドのダービーもクラシックディスタンスである2400メートル!ムンバイのコースは1周2400メートルですので、ゴール板がスタート位置となります。ゲート前で輪乗りをしているところです。

今年のダービーは1から3番人気の三つ巴の模様。結局、3番人気のHall of Famerが先手を握り、そのまま逃げ切るというレース展開となりました。2着には1番人気馬、3着には3番人気馬と実力通りのレース結果でした。

今年のダービー馬、Hall of Famer、訳せば殿堂馬といったところでしょうか。

インドでの競馬は初めての経験でしたが、日本と同様の盛り上がりには競馬好きの私としては感動しました。ただ、日本でたくさんの競馬新聞が発売されていますが、インドでは小さい冊子しかありません。一体どうやってみな予想して馬券を買っているのか不思議でした。日本では予想したうえで確信をもって馬券を購入するビビりな私(確信をもって購入してもいつも予想は外れるのですが、、、)としては、馬券は購入できませんでした。

まだインド競馬のレベルはインド国内で完結している程度ですが、今後10年から20年で世界クラスの競走馬やジョッキーが出てくることがいいですね。マイクロソフトやグーグルなど世界クラスの企業の経営者はインド人ですから、あながちありえない話ではないのかもしれません。