政治

モディ政権の強いリーダーシップがインドを変革中

マハラシュトラ州統一地方選、ファドナビス州首相率いるBJPが大躍進!

桝谷 長男
桝谷 長男
2017/4/3

2017年2月23日に、マハラシュトラ州の統一地方選が行われ即日開票の結果、現中央政府の与党BJPが大躍進する結果となった。今回の結果は州首相であるファドナビス氏の功績が大きい。なぜならば今選挙に関する選挙戦略、広告、立候補者の選定など重要な事項はすべて彼の決断であったからだ。通常は現職の州首相がここまで関与することはなく、特に立候補者の選定においては各市、地域から推薦される人物を公認するのが一般的であるところ、そういったやり方を否定し、選挙で勝てる人物を自ら選んできた。今回の選挙での勝利の結果、ファドナビス氏の地位はさらに高くなり、マハラシュトラ州では圧倒的な権力を有することになった。彼に代わりうる人物は現在のところいないのが現実である。

Brihanmumbai Municipal Corporation (BMC、ムンバイ市議会)においてはBJPは2012年の31議席から82議席に大躍進し、一方議席数をのばしたもののシバセナは前回の75議席から84議席に伸び悩むなど、過半数である114議席(総議席数は227)を占める政党がなく、シバセナ(The Siva Sena)とBJPは連立を組むことになりそうだ。最大議席を持つことを盾に市長職はシバセナから出すのが当然との立場だが、BJPは今選挙の大躍進から、市長選びでもBJPがその流れを引き継ぎBJPがとることになるだろうと州BJPトップが発言している。だがシバセナにとってBMCの市長職(名目上の長で、殆ど権限はない)をシバセナ側の人間を持つことにこだわっており、BJPがこの点を譲らなければ波乱も予想される。3月上旬の市長選びは今後のBMCの政局を占う上で注目である。

一方、国民会議派(Congress)は大幅に議席を減らし、前回の52議席から21議席となった。

ファドナビス州首相は選挙期間中、シバセナの不透明な政局運営を批判し、モディ首相のもとクリーンキャンペーンを展開してきた。結果として、タネなどの一部の地域を除き8の地域(プネ、アコラ、ナグプル、ソラプール、ナシック、ピンプリ・チンチワード、アマラワティ、ウルハスナガールなどで最大議席を獲得し、今後の州の政治運営を進めやすくなった。

ファドナビス州首相はまだ46歳で、政治的な血筋やカーストでのし上がってきたわけではない、彼のクリーンさが評価されている。